空間情報デザイン研究室
空間情報デザイン研究室 小林一郎
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2010.08   高橋優介 からメンバーへ




こんなに文字を書くことはとても久しぶりのような気がする

最近、大学院入試に向けて机に向かって勉強している時にふと感じた。

確かに4年生になり研究室に配属されてから主にパソコンを扱うことが多くなり、だんだん文字を書かなくなっていた。
それまでの3年間は講義室で先生の講義を聞いてノートにメモを取る作業に励んでいた。
あのころは今以上にたくさんの文字を書いていた。
さらに思い返すと、高校生の頃にはもっとそれ以上にたくさんの文字を書いていた気がする。

それを考えると今はほとんど文字を書かなくなった。

6月の研究室のゼミで小林先生が「文章の構成を考える上で一番大事なことは紙と鉛筆」だとおっしゃられていた。
とても深く納得のいく台詞である。

これから研究を進めていくに当たり、主にコンピュータを扱うことになる。
しかし、文字の大切さを忘れることなく進んでいこうと思う。



2010.07   杉原浩実 からメンバーへ




「お前のこれからの課題はデザイン力や」

ふと、先生に言われた。

ここでのデザインとは、物事の段取りのことである。
段取りって難しい。

全体を見渡して、
上手く事が運ぶように前もって準備をする。

先生曰く、音楽と一緒だそうだ。

確かに、納得。

どんな音楽でも、
大切な主題を最も人に美しく聞かせるために
前もって、たくさんの仕掛けがされている。

名曲を作った作曲家ほど、段取り上手。

長く音楽をやっていても、そんなことさえ自然と身に付いていない自分が悲しい。
もっと頭を使わねば。

小林研に配属されて3カ月。
1年後には自分の成長を感じる事が出来るよう、

日々精進。




2010.06   江頭 遼一 からメンバーへ


たんぽぽの新芽


私が小林研に入り、あっという間に2か月が経ちました。
この2カ月間は正直、何をしたかあまり覚えていません。
しかし2カ月経った今、研究室に入った後と今までの学生生活を
比べてみると180度環境が変わった気がします。

また研究室に入って思ったことがあります。
今までの大学生活は前半(種状態)で、これからが勝負の後半(新芽〜)になるのではないかということ。

今まではみんなで同じ授業を受け、同じ経験をしてきました。
私も含め、みんなが種の状態だったと思います。
しかし種といっても、見た目は似ているが全然違う種類の種。
見た目は違うが似たような花を咲かせる種。
など様々な種です。

これから先は種だけでは芽を出し成長することはできません。
種から成長させるには、土や水が必要になります。
私はこの前の研究室選びがその土選びだったのではないかと思います。
みんな(種)がそれぞれ、行きたい研教室(土)を選び、成長していく。

そして現在、私達は新しい芽が生えたばかりの新芽の状態であると言えます。
最終的に土との相性、芽次第できれいな花を咲かせるものもいます。
反対に枯れてしまうものもいると思います。
これから先どのような花や木になるかはその人次第です。

私は小林研という名の土を選びました。
これから先どうなるかはわかりません。
先輩達の功績を見ていて、重圧を感じることも多々あります。

しかし1年後、立派な花とは言いませんが、しっかりと地面に根を張り青々とした葉を生やしたたんぽぽくらいにはなっていたいです。
そして卒業するころには社会に求められるような花を咲かせてみせるようこれから頑張っていきたいと思います。



2010.05   永村 景子 からメンバーへ


土木遺産?


この冬、柏崎刈羽原子力発電所の、営業運転を再開が報じられた。
平成19年7月の新潟県中越沖地震以来停止しており、
約2年半ぶりの運転だった。
私は妙に感慨深いものを感じた。
ただしここでは、原発の賛否を論じるつもりはない。

。  。  。  。  。  。

就職して1年目の冬に、
重要文化財指定された某水力発電施設について、
施設管理者に現地を案内していただく機会を得た。
当施設は、明治45年に営業運転を開始して以来、
未だ現役発電施設として稼働している。
取水施設から調整池に至るまで約14kmの範囲に及び、
建設当時は東洋一の規模であった。

電力供給能力を落とすことはできない。
だが、文化財の価値を落とす行為も避けたい。
この両立を図るため、ネジ1本の取り扱いに至るまで、
細かく維持管理マニュアルが定められているとのことだった。

彼らは、決して文化財には明るくない。
しかし、施設の機能保持の延長として、
文化財的価値の担保が図られていた。
彼らの持つ技術力があってこそだと、
新米の文化財知識のみでは太刀打ちできないと、つくづく感じた。

そんな彼らが、当時心待ちにしていたのが、
柏崎刈羽原子力発電所の運転再開だった。
原子炉停止分の電力は、
通常は数十パーセントの稼働率に止めている、
古い発電所施設をフル稼働させて補わなければならない。
その負荷が懸念されていたためだ。
地震の思わぬ影響と管理者の漏らした溜息が、
ずっと気にかかっていた。

。  。  。  。  。  。

自らの持ち場の範疇で、最大限の技術力を発揮する「職能」の世界に
これまで3年間、身を置いていた。
既成概念を確立する前のモヤモヤを、少し固める「研究」の世界に
これから3年間、身を置いてみる。

実学土木分野の中で、今後も引き続き、敢えて歴史を掲げておく。





2010.04   山中 孝文 からメンバーへ


100年前の先輩


“土木史”の世界に踏み込んで、
“土木技術者教育”を研究し始めて、
早くも4年目に入った。


 一般的に伝わっていることは本当のことなのか、
 まず最初に疑うことが大事である。


土木史は今の常識が通用しないことも多い。

私が研究する五高工学部での土木技術者教育は
明治・大正とはいえ、100年ほど前の話である。

私は、この時代のことを知らない。
知っているのは読んだ本や論文に書いてあったことだけ。
だから「本に書いてあったのなら本当のことだろう」と
つい考えてしまうし、もちろん大半はその通りであろう。

だけど、そこで一歩引く。
少し疑ってみる。

「本当にそうなのだろうか?」


根拠をもって疑うことが、新しい視点を切り開くのだろう。
根拠をもたなければ、単にうるさい人でしかない。

せっかく研究をするのであれば、正しいうるささを持ちたい。



2010.01   山村 洋平 からメンバーへ


はじまり


『好きこそものの上手なれ』

言葉を聞いてこんなにも納得したことはないかもしれない。
いつ聞いたかもわからないこの言葉はずっと頭の片隅にあり続けている。



以前の自分を思い返してみると好きなことは好き、嫌いなものは嫌い。この考えに固執していたように思う。それを変えることは無かったし、変えるつもりも無かった。自分の価値観がすべてであり、嫌いなモノゴトに歩み寄ることなどできなかった。

今思えば世界はすごく狭かった。

大学に入って、いろいろなことに出会って。これまで避けてきたことにも魅力的なものがあると知ったとき。知るたびに印象が変わることに気づいて。いままで嫌いだったこと、避けてきたことにも積極的に取り組めるようになった。

世界が少しずつ広くなっていく。

苦手だからこそ立ち向かう。そんな気持ちすら持てるようになった。

新しいことに挑戦することができるようになったこと。自分の世界を変える。その面白さ知ったことはこの4年間で一番の利益だったのではないかと思う。

何かを好きになることで、同じコトをするにも経験値は大きく違う。
好きになることは上達の近道になる。

自分を高めるために、モノゴトすべてを好きになる姿勢を持てたら、世界はもっと楽しくなるんじゃないか。

もっともっといろんなことに興味を持っていきたい。

そんな姿勢で毎日を過ごしていきたい。




2009.12   藤田 陽一 からメンバーへ




最近、脳トレという言葉をよく耳にする。
脳トレとは、脳を鍛えるゲームジャンルのひとつらしい。
この脳トレの中に、数独がある。

数独:「数字は独身に限る」の略称

ルール
・81マスを1〜9の数字で埋める
・各列で同じ数字を使わない
・各行で同じ数字を使わない
・各ブロックで同じ数字を使わない

こんなに単純なルールなのに、意外と奥が深い。
配列を変えると、問題数は世界人口の1兆倍にもなるらしい。

数独の起源は、18世紀のスイスの数学者が考案したラテン方陣まで遡る。
その後、1892年には、既にフランスの日刊紙 Le Siecle に同様のパズルが掲載されていた。
そして、現在、数独は世界的に有名なパズルになっており、世界選手権も開催されている程である。

私は、この数独に1時期はまり、よく解いていた。中毒性があり、何時間もひたすら解き続けたこともあり、
「数字は独身に限る」で「数独」というのも納得出来る。ただ、「中毒性」から「数毒」でも良い気がする。
勿論、程度の低いダジャレですが・・。

数独の難易度は様々だが、私は解けた時の達成感が大きい難問が好み。

難しい問題になると1つのマスを埋めるのにも苦労する。
難問の場合、盤を分析し、マスに入る数字の候補をピックアップしなければならない。
これを、配列理論や背理法などを用い、思考錯誤しながらマスに入る数字を選定していく。
すると、マスに入る数字が見えてくる。
1つ埋まるとその数字が、他のマスを埋めるためのヒントとなる。
この分析と思考を繰り返すことで、地道だが、着実にゴールへ向かっていける。たまに、後戻りしながら。

日々の生活でも同じことをしていると私は思う。
皆それぞれ、何かしらの問題、課題を抱えている。
今なら、B4は卒論、M1は就職、M2は修論など。
最初は、穴だらけのマス。
分析し、考え、理解していくことで1マス埋まる。
この繰り返し、積み重ねで少しずつ穴を埋めていく。
1マス1マスを、知識や経験としながら。
全てのマスを埋めた時の大きな達成感を得るために。

そして、次の問題へ進もう。知識や経験を自分の糧にするために。


日々、地道に1マスずつ埋めていこう。未来へのヒントを与えてくれる1マスを。




2009.06   野間卓志 からメンバーへ




 −仲間へ− 

35歳のとき脳出血で倒れた。病名は脳動脈瘤破裂のくも膜下出血。
そのとき本当に多くの人に助けられた。
一人では生きていけないことを実感した。
家族、職場の仲間、現場の方々、
そして当時から小林研にお世話になっていた私は、当時のメンバーの
みんなからも力をもらった。
むろん、命を助けていただいた病院スタッフの方々にも。

手足がしびれて一人では歩けないとき、親父が手を引いてくれた。
こんな歳で迷惑かけてすまないと思った。
それから完全復帰まで約2年。
今では右手にしびれを覚えるくらいで、他にどこも支障はない。
本当に運(巡り合わせ=タイミング)がよかった。

みんなにも家族や仲間がいるだろう。
何かあったら必ず助けてくれると信じていれば楽に生きられる。
多少は迷惑かけながら生きていくものだと・・・。
今でもみんなに助けられている。

前向きに生きる。
とにかく体が動く間は少しでも進んで行けたらと思う。
運を味方につけてプラス思考でいく、これが病気を経験して学んだこと。
悩んだら立ち止まって相談。だれか仲間がいい知恵を貸してくれる。
休みながら、自分のペースで・・・。
困ったときは必ず助けてくれる仲間がいるので・・・☆彡




2008.09   毛利 洋子 からメンバーへ




この研究室にいると形に悩む。
でも、ここで採り上げる「形」は、ちょっと入り口が異なる。

中学生の教科書に載っていた「形」というタイトルの小説。
短い時間ではあったけれど、
社会人を経験したものの、再び大学に戻ってしまった私は、
再び始めた学生生活の中、こんな話があったことを時々思い出した。
でも、何しろ中学生の時分は昔のことで、
小説の最後や詳細を思い出せずにいた。
そこで、ちょっと調べてみた。
すると短編なので、全文見つかった。

形(菊池寛)

知らない人も記憶にある人もない人も、大人になって、もう一度、
読んでみてはどうだろう。
形を模索する若者と、形を得た大人の狭間で、
私は、もう一度、読んでみたくなった。




2008.08   高尾篤志 からメンバーへ


夏の楽しみ


「西瓜は土で作れ、南瓜は手で作れ」

これは、西瓜作りには肥料が十分な土地が、
南瓜作りには念入りな手入れが必要だという諺。
転じて、物事の性質を知り、
それに応じたやり方をしろという意味になる。


気がつけば夏休み。一年の半分が終わろうとしている。
色々な事があり、あっという間に過ぎた。
特に最近は忙しく、すべきことが無くならない。
時間が足りないとよく思う。

だが、効率よく作業すれば、
もっと早く終わらせることができたのでは、とも思う。
一つの作業に時間をかけ過ぎている気がする。
しっかり考えれば、楽にできる方法は見つかるはず。
西瓜は土で、南瓜は手で作っていこう。
そうすれば、きっと時間はできる。

考えてみれば、こんなに忙しい一年(まだ半年だが)は久しぶりだ。
昨年は暇で、時間を持て余していた。
やはり、時間は少し足りないくらいがちょうど良い。充実している。

やるべきことは多い、常に動こう。

さあ、楽しい夏休みの始まりだ!!



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