空間情報デザイン研究室
空間情報デザイン研究室 小林一郎
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2007.04.27   22日(日) 17時 まだ乗っている


そろそろ、電車の顔をと思っている。
すこし引っ張りすぎて、出しにくくなっている。
まだ、載せたい写真もいくつかある。
原稿を書くのも結構時間がかかるので、
結局電車の全貌は見えそうにない。

さて、線路に芝が張ってる区間もあり、気持ちが良い。
基本的に車は、線路内には入れないので速い。
本当に、町の足である。
定期券の人が多く、一駅で降りる人もかなりいる。

電車の中は、この種のTRAMはほとんど同じ。
しかし、実際に車いすの人が乗ってくると、
フラットなのには感心する。
熊本のように電停まで行けないのに
電車だけUDという冗談話はない。

UDもまた、トータルデザインの別名であるべきだし、
景観設計とは同じ思想であるべきだ。
そうでない限り、このような一貫性は保証されない。
全体なしに、細部の充実などあり得ないのだ。



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2007.04.27   22日(日) P+R なるほど!


系統図を眺めていると、至るとことにP+Rのマークがある。
交通計画の先生たちが盛んに、自慢げにいってるヤツだ。
ただし、その経験を持っている人はそうはいないはずだ。
私は、Lyonでこれをよくやっていた。
地下鉄だったが、便利だった。

さて、TANのP+Rはそれを極めて組織かつ戦略的だ。
実際、郊外にでると、車ナシでは何も始まらない。
また、電車の終点からのバスの接続は、
よく考えられてはいるが、頻繁に来る電車に比べ、バスの本数は少ない。このような結節点に駐車場があるのは正解だろう。

a)郊外の駐車場
b)町の近くの立体駐車場の入り口。


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2007.04.26   22日(日) 16時 町の美しさとは


TANのシンボルカラーは緑である。
バスも電車も基本的にこの色が基調。
どこからでもバスが来ればTANだと判る。
車体には、もちろん小さな広告の部分はあるが、
その位置が決まっているし、目障りということはない。

パリのバスでさえ、亀の甲羅のように看板を背負って走るご時世である。
熊本のチキンラーメン電車が走っていても良いというかもしれない。
可愛くて楽しいので良い、と学生たちが言ったことがある。
しかし風景はとは、その町の見識を目に見える形にしたものなのだ。

警官が、スーパーの宣伝の付いた服を着るだろうか。
自衛隊が、戦艦に電機メーカーの名前を付けていいものだろうか。
何でも民営化で済ませるていると、ひどいことになる。
熊本のバス群を見ればいい。
この町を支配するのは愚かもの達だとすぐにわかる。

くどいが、公共のあり方そのものが、都市の風景なのだ。

TANの姿は美しい。
電停も切符販売機さえも、デザインの本質を伝える。
土木のデザインが目指すものがここにはあように思う。

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2007.04.25   22日(日) 14時 すごいぞ24時間!


ようやく一日券を手に入れた。ついでに、10回券も買った。
うれしさのあまり、いくらだったか覚えていない。
1日券は、3.5ユーロだったと思う。
レートがどうのといいだすと、頭が痛くなるので、差し当たり350円ということにしておく。

安い。これで、真夜中まで乗りまくれば、不満はない。
ところが、券をじっくり読むと、24時間券と書いてある。
電車を待っているおばさんに、
「これって、明日の昼まで使えますか」と聞くと、「もちろんよ」とのこと。
おばさんはすごい。いや、TAN(ナントの交通局)がすごい。
本当の24時間券なのだ!

路線図を見ても、電停も、よく考えられている。
では、早速それを確かめに行くことにしよう。
まずは、車内の刻印機に切符を入れて、時間を確認、
明日の12時05分までは乗れる訳だ。







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2007.04.24   22日(日) 12時 選挙の日


今日は、大統領選挙の日らしい。日曜日にしては車の行き来が激しいのはそのためだろう。
ぶらりと歩いていると、4番線のバス停が見えてきた。
どうせ乗るなら1番からにしたいので、トラムまでもう少し歩くことにしよう。
バス路線は10番以降だと思っていたので、なんか変な気もする


交通局で路線図や一日乗車券も買う必要がある。
旧市街の中に迷い込み、何とか抜けて、大通りに出た。
早速電車に乗ろうとしたら、また、Y字路の変形を見つけてしまった。
無視していくと、毛利の顔が浮かんできた。すぐに引き返して、何枚か写真を撮る。

水辺も見えてきたので、その辺りまで行ってみる。
確か、ヴェルサイユ島という島があり、その中には本格的な日本庭園があるはずだが、今日は島の位置だけ確かめることにする。
歩くうちに、悪い予感がしてきた。
日曜日に交通局が開いているわけがない。
判ってはいるけれど、「ナントは特別かもしれない」と、自分を励まし、閉まっていることを確かめに行く。

さあ、急いでたばこ屋で一日乗車券を買わなければ、もう、12時を過ぎてしまった。



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2007.04.23   22日(日) 10時 駅前の森


駅前の植物園を訪ねる。
日曜日なので、皆がゆったりとしている。
快晴の空は初夏のようである。

季節が最高なこともあるが、5月のフランスは美しい。
そして、植物園の見事さは、何とも表現できない。
是非、5月にカップルで出来るべきだ。

駅の到着口の向かいにある、美しい花に彩られた公園が人々を迎える。
出発までの一時を、ある者は別れを惜しみつつ、
またある者は次の町への期待を膨らませつつ、ベンチから森を楽しむ。

こんな空間が、無料で提供されていることに驚く。
この国の豊かさを改めて、教えられた。
金だけの問題ではない。時も、人も、文化も総てが
満足されなければ、これを維持することはできない。

どこかの国の知事と市長にこれを見せたい。
いやその前に、これが市民力だと示す必要がある。
これを実行する意思のある者を選ぶコトが市民の義務なのだから。

日本は今もなお、敗北を繰り返している。

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2007.04.22   22日(日) 04時:情報の孤島


10時に寝たのは良かったが、やはりこんな時間に目が覚めた。
今日も誰にも会えそうにないので、フランス語の勉強でもしよう、
と言い訳をして、夜中に鬱々とTruffault のAdele H を見る。
あの若さで、このような狂気を演じるとは、さすがAdjani。

地図を眺めたり、日記を書いたりしていたら、空が白んできた。
駅前のホテルなので、TGVも見えるし、電車も動き始めた。
久しぶりに字を書くので、腱鞘炎になりそう。書きやすいペンが欲しい。

話す人がいないだけでなく、「電話も通じない、ネットもアクセスできない」というのは、堪える。本があれば良いのだけれど、フランス語の本を読む気分ではない。ひたすら何かを呪いながら、文字を書く。

a) 霧のナント
b) 有名なナントの電車
  (いよいよ登場:増山もうちょっと待ってね)



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2007.04.21   ナント到着


パリから留守電に入れたのに、予想通り迎えは来ない。
すぐに、駅前のホテルを予約して、シャワーを浴びる。

フロント(学生バイト風)で電話帳を持ってきてもらい、
電話するが、留守録で声も違っているので、切る。
インターネットは繋がらないかと尋ねると、
近いうちにサービスを開始するとのこと。
町に行って、サイバー・カフェで「電話帳」というのに
アクセスすれば、フランス中の電話番号が解るとのこと。

瞬時に、電話番号探しはあきらめて、
明日の「電車乗り放題」計画の準備に町にでる。

FNACで地図・本2冊とDVD(アデルの恋の物語、天井桟敷)買って帰る。
8時までだったので、20分で買い物をしたことになる。

お城の近くの「跳橋」という名のレストランで寂しく食事。
何もうまく行かなかった一日ではあるが、
明日に期待して、ワインを2杯。

a) アンヌ侯爵婦人像(顔にペンキが塗られていた)
b) かつて、跳橋の架かってところ(今は石橋)
                2枚とも9時前に撮影。



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2007.04.21   隙間病 2


午前中 ホテルの近くを散策。
14時まではパリにいる。

a) 小さな残地にドレフュースの彫刻がある。
  →このサイズの残地は、彫刻とベンチ。

b) Y字路の先端は、カフェがあり、椅子が並べられている。
  →このパターンが定跡になっている。


さて、1ヶ月かけて読むつもりの「軍記」は
モンパルナス駅の待合室で読了。

「平家」も「太平記」も時代の洞察の深さが物語を支えている。
現代に、これほどの気骨を持って時代を描いたものがあるだろうか。
我々は恋愛ものばかりを愛し、叙事という詩(うた)を歌うすべを知らない。
  


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2007.04.20   隙間病


無事パリに着いた。

いつもと違う街区に部屋を取ったせいか、
久しぶりの一人旅だからかは解らないが、
新しいことに気づいた。

1)古いホテルなのにTVは10チャンネル位は映る。
  →劇的な革新(NHKも見ることが出来る)。

2)フランス人が土曜の朝に走っている。
  →体に悪いのでやめなさいと言いたい。

3)朝食は料金に入っていない。
  →最近そうなっているのが普通とのこと。

追伸:
完全に毛利病に罹ってしまった。
写真aは、ホテル(名前は公園ホテル)の前の三角公園
写真bは、駅近くの階段(なぜか2つの階段が列んでいる)
 片方が登りで、片方は下り専用だろうと自分では納得した。




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