空間情報デザイン研究室
空間情報デザイン研究室 小林一郎
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2008.08.18   パリ(+シャルトル)



8月17日
9時半起床。夜が遅いせいか、夜中に必ずトイレに行く。ビールの飲み過ぎだろう。橋見で疲れて直ぐに寝ていたドイツの健康的な旅と比べ、不夜城のパリは、11時くらいでも楽しいことがたくさんある。まさに、退廃の都(?)だ。Solex があるので、夜中にウロウロするだけでも面白い。風も心地よいし、どんな所でも平気だ。映画で何度も見た、うらぶれた風景や古いパリの町並みが見える。観光客の目では、見えない。何日いても回りきれない。

昨夜、旅行鞄を出し広げたまま寝てしまい、夜中に立った瞬間に、カバンの鍵の爪の所を踏んでしまい、足の裏を少し切った。薄暗い中で、足場を失い方向感覚がなくなったこと自体が、びっくりした。火事だったらパニックになっていたかもしれない。寝る前には、床に何も置かないようにしよう。いよいよ帰国の準備に入る。

遅い朝食を済ませて、郵便局へ。小さな分局なので、小包は本局へ。バイクでぶらぶら探す。行くべき橋がないので、気楽だ。午前中はできたばかりのポンピドーセンターへ行く。午後は汽車で郊外に行きたいが、ヴェルサイユの庭園にも行ってみたいが、シャルトルに決めた。Solexは町中では圧倒的な威力である。車より速く風を切って走る。センターを探しながらレ・アル界隈を進む。地図でも空白になっていて、再開発の真っ最中らしい。古いパリがまた一つ消えようとしている。

信号待ちをしている車の列をぬって5人の男達がバタバタと駆け抜けていった。はじめは喧嘩かと思って眺めていたら、後からお巡りさんが、歩きながら追っていった。ところが、3番目に逃げていた(と思っていた)男が、ジーンズからピストルを抜くと、前の2人に向かい何か叫んだ。初めての光景なので、現実の世界のことか映画の1シーンなのか区別が付かない。もちろん、周囲のフランス人も唖然としていたので、それほど日常茶飯事ではなさそうだ。

後の3人が私服刑事らしい。直ぐに手錠を掛け、車の中に押し込んだ。急いでシャッターを2回押した。今回の旅で、最大の出来事のように思えるので、もっと写真を撮っておけばと後悔する。それにしても、日本という国は安全なのだろう。こんなシーンは未だに見たことがない。やはり、ここは暗黒映画によく出てくるヨーロッパなのだ。

よけいな寄り道をして、ようやく正式名称「国立ジョルジュ・ポンピドー芸術文化センター」に着いた。大統領名の建物だが、土地の人はボブール(広場の名前)・センターと呼んでいる。確かに、凱旋門のあるところも、シャルル・ドゴール広場だが、ホテルの人もエトワール(星)広場という旧名を使っていた。入り口を見ると、夜の10時が閉館とのこと。大至急モンマルトル駅までSolexを飛ばし、シャルトルへ。駅で、スナック代わりに、オムレツとビール。ところが、このオムレツが、本当に卵10個くらい使った代物で、とにかくでかい。満腹の食後、地下で円のTCを両替。1分以内で両替完了。都会だし、その分僕は、観光客という記号になってしまう。

パリの南西約90kmのシャルトル駅は、予想より遙かに小さく、寒村の駅という佇まいである。広々とした平原の中に見え隠れしていた寺院は、駅の近くらしく、歩いて登ることにする。(感想後述)
4時43分発でパリに戻るしかないので、2時間で駅まで戻る。街をうろつきたいが、汽車の時間が気になり、カフェで休憩(ジュースを飲んでソーセージとパン)、よく食べる。行き当たりばったりの旅である。後学のために、小林版「正しい今日の過ごし方」をメモする。

7時起床。8時出発。8時半ヴェルサイユ着。12時食事後シャルトルへ。3時シャルトル発。4時パリ着。休息後、6時ポンピドーセンター見学、9時修了。食事後帰宅。完璧だ。

結局センターには4時間以上いた。楽しかった。




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