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空間情報デザイン研究室 小林一郎
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2010.06.02   demi (半分) その2


数字ではなく料理の話.しかもdemiについてである.さて,デミグラスソースのデミはdemiだというのは,料理好きの人にとっては常識なのだろうか.というより,デミに続くグラスがなにか解りますか.ムー,話はかなり長くなりそうだ.

@sorbetとgalce
 フランスに行くと,山のように料理を食べて,もう入らないという状態がよくある.その時,ボーイさんが,「デザートは何にしますか」と聞きに来て,trite...とgateau...とfromage....とまくし立てるのだが,何が何だか解らないことがほとんどであった.最近は門前の小僧の類で,大体は思ったものが出てくるようだ.
 気の小さい私は,メニュ−には載っていないアイスクリームがほしいので,「アイスクリームもらえませんか」と聞くと,また早口で,vanille,citron,fraise,...と続く.全部無視して,ようやくレモン味とバニラ味の玉2個を注文する.そしてやってきたのは,アイスクリームではない.2種類あるのだ.
 日本で,アイスというのはきっとsorbetだ.一方,細かく砕いた氷に味のついものは,その名の通りglace(氷)だろう.この辺り,誰か本当のコトを教えてほしいところです.
 フランスに行って嬉しいのは,ボーイさん(女性が多い)が大人であるところ.1)応対が柔軟,2)話すと楽しい,3)よく働く.すべて,素晴らしいですね.ある時,フランス在住の年配の女性とかなり高級のレストランに行ったとき.デザートの段階で,3択を迫られた彼女の答えが,最高でした.「全部!」.そして恰幅の良い給仕のような彼は,一瞬,驚きの表情をしただけで平然と了解し3個とも持ってきました.巨大なアップルパイとクリーム・ブリュレともっとすごいケーキでした.私は,当然レモン味のglace2玉で,ノドまで食べ物が詰まった状態でした.それにしても,別腹どころの騒ぎとは思えないが,小柄な彼女の胃袋に,感動を通り越して恐怖を感じたのを今も覚えています.
【余談の続き】finaleは決勝戦,準決勝はdemi-finale,準々はquarte その前がhuitieme理性の国の用語です,半分,4分の1,8分の1ときちんと並びます.
 一方,英語は,semi-finalだけがおかしい.何故かは知らない.おそらくは,demiが鈍ったものと思っている.halfというのは音感が柔らかすぎる.demiのdは明快で聞きやすいので,フランス人は何かあると,demiがでる.英語で準決勝だけがsemiなのはそんなわけではないかと思うのだが,今回も料理とは関係ない.先を急ごう.






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